新番組の感想 遊戯王5D's,ケータイ捜査官7

どちらにも共通するのは,王道的なつくりの第1話であったことと,子供むけにしては想像以上にシリアスな始まり方をしていたこと.あと,脚本が同じ人ってかシリーズ構成が同じ冨岡淳広だった.
遊戯王5D'sはデュエルの描写が一新されて,バイクが3DCGになってたりと時代にあわせた変化をしてた.バイクに乗りながらの新しいデュエルは,まだルールがよく分からないが,今までにない感じで面白い.来週は普通にデュエルするみたいで,デュエルのバリエーションが増えて作る方は大変だ.
前作GXの学園ドラマのライトなノリとは一変した,ダークネス編の重い感じを引きずったような雰囲気は,あんまり続けられるとちょっとしんどい.笑える話もあるのだろうか.
ケータイ捜査官7は,とりあえずセブンのベースになっている815Tをたまたま家族が使っていたので妙に感情移入してしまう.フォンブレイバーがよく動いていて,それだけでもけっこう楽しい.変形がバンクでなくて,シーンごとに見せ方を変えていたりと,いろいろ凝っている.
基本的な話のつくりはよくある王道パターンで,犯罪の内容が死人が出るような激しいのにちょっと驚いたが,人間とメカのコンビもの.それでもこの作品でオリジナルなものを感じるのは,実在する携帯電話をベースにしたコミカルに動くロボによって,SFものにしては視聴者が作品に感情移入しやすいトリガーになっているって部分にあるかな.
龍騎のメンバーがそろっていたのがちょっと面白かった.